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夏もお終いかなぁ~とカマキリさんが、雨戸を閉めた
ガラス戸の向こう側に張り付いていました。

何処から此の狭い隙間に入り込んで来たのでしょうか。

雨戸を開ける音にも慣れた顔をして逃げもしません。

よく見ると中々美人さんでガラス越しに顔を撫で暫く
遊んでおりましたが。

今日はお花のお稽古で忙しいのを忘れておりました。

朝のお客様との戯れを止め大急ぎで食事をし時間を
取り戻すのに大変でした。

貴女は夕べの寒さに耐えきれず頑張って戸の隙間から
暖かいお部屋に入りたかったのでしょうね。

そろそろ夏もお終いの朝の一時でした。